【締め切り3日前です!】メッシュワーク人類学ゼミナール第4期 「他者や土地の声を聴き、自らの言葉で物語をつむぐトレーニング」

4期目となったメッシュワーク人類学ゼミは、対面でのワークと「自らの言葉」で「物語る」ことにフォーカスした内容に生まれ変わりました。
申込〆切は12月1日(月)です。
ぜひ、以下から申込みください!
合同会社メッシュワーク 2025.11.28
誰でも

ポッドキャスト「メッシュワークゼミ第4期生を募集!卒業生にゼミを経て起こった変化や学びを聞いてみた」を配信しました!

本ゼミを主催する比嘉が、第4期でTAを務めるゼミの卒業生2名と一緒に今期のゼミの魅力を語ります。ぜひ以下からお聴きください。

メッシュワーク人類学ゼミナール第4期に関する告知トークを行いました!

これまでのメッシュワークゼミナールの様子や、ゼミ生がどのように変化していったのかについて、比嘉より詳しくお話ししています。こちらも併せてお聴きください。

メッシュワークゼミ第四期の募集が始まりました!

今年は現地での合宿を3回行い、言葉と物語にフォーカスする構成となっています。

また、小田原のホステルtipy records innさんにもご協力いただき、まちの人とゆっくり、しっかり出会える場を用意しようとしています。

AIによる要約、組織の論理、誰かの言葉から離れて、自らの言葉を紡ぐ経験をともに行いましょう。

人類学に関心があり、その基本と実践的なアプローチについて理解したい方はもちろん、他者や土地の声を丁寧に聴いてみたい方や既存のプロジェクト設計やリサーチの進め方に疑問を感じ、新たな手法を模索したい方にもぜひ来ていただきたいです。気になった方は後述するライブ配信にもぜひお越しください。ご質問なども受け付けます!

このゼミナールについて

あなたが日々つくる文章や資料は、本当にあなた自身の言葉で語られているのだろうか。それはメディアやAIのなかからやってきた、もっともらしい、借り物の言葉でできていないだろうか。あるいはそれは文脈や意図を欠いた、断片的な情報の寄せ集めになっていないだろうか。

現代の私たちに足りていないのは、「自らの言葉」で「物語る」力なのかもしれない。「ねえねえ聞いて、今日はこんなことがあったよ」と、幼い頃にはある意味で当たり前のようにできていたはずのそうした行為を、そのような力を、私たちはいつの間にか失いつつあるのかもしれない。

「現場で見たことや、他者から聴いたことを、理解し、解釈し、自らの言葉をつむぎ、物語る。」

このシンプルな行為の、なんと難しいことか。それを薄々感じつつも、ついキャッチーな言葉や見栄えのよいデザインに頼ることで、何かを伝えた気になっていないだろうか。注意深く土地や他者に耳を傾ける行為を通して、表面的になりがちな世界との関わり方を、この機会に変えてみてはどうだろうか。

人類学者たちが書く「民族誌」とは、ある人びとや社会の営みを、それらを知らない人たちに向けて語りなおすような仕事である。根気づよい現地調査=フィールドワークから得られたパズルのピースのような知見や、さまざまな人から聞いた語りを、その「文脈」に寄りそいながら紡ぎなおし、人びとに向けて物語る。

このプログラムでは、小田原の街のフィールドワーク、小田原という土地で生きる/働く方々との語らい、それらの解釈と物語化のワークを、1泊2日×3回にて集中的に実践します。参加者と協議のうえ、最終成果物の発表/展示や、トークイベントも行う予定です。

リサーチやデザイン、企画開発といった営みに関わる方はもちろん、他者や土地の声を丁寧に聴いてみたい方、そして自分自身の物語る力をつけたい方など、年齢や職種を問わず、多様な皆様のご参加をお待ちしております。

実施内容

参与観察の基礎を学ぶフィールドワーク参与観察の基本を実践的に学び、複数のアプローチを柔軟に組み合わせながらフィールドワークを進める体験を得ます。人類学的なインタビューや対話の実践他者の語りに耳を傾ける際に、どのようなアプローチが可能かを知り、またその言葉をどのようにまとめていくのかを一緒に考えます。

少数のメンバーによる濃密なディスカッション少数精鋭のメンバーによるゼミでは、各々の発表に対する自由闊達なディスカッションが期待されます。自分の研究のみならず、他のメンバーの研究内容や手法を理解し、意見しあうことで、さらなる学びが得られます。

リーディング課題の精読参与観察やインタビュー、物語ることといったテーマに関連するリーディング課題を随時提供し、現地にてディスカッションの時間を設けます。

参加者同士のオンライン・対面の交流対面のディスカッションだけでは話しきれなかった内容や、その時々に思いついたアイデアや文献の共有、個々の悩みの相談など、参加者同士の交流もこのゼミナールでは重要視しています。コミュニケーションプラットフォームDiscordなどを活用し、ゼミの時間外でも様々に交流ができるよう、環境を整えています。

得られた学びをアウトプットする機会それぞれが獲得した学びはここでの共有にとどまらず、最終的には外部の方々をも招き、イベントや冊子などで発表していただきます。発表する形式は、現時点ではまったく自由なものを想定しています。それはもちろん文章でも、あるいは映像や造形やパフォーマンスでも、みなさんが人類学的なアプローチで得た多様な学びを、ぜひ広く公開したいと思っています。

ゼミ卒業生たちによるサポートメッシュワークゼミの卒業生が伴走し、みなさんのディスカッションやプロセスを見守り、サポートしてくれます。実際に同じ道のりを経験した人たちだからこそできるフィードバックは、きっと具体的な手助けとなるでしょう。

こんな方にお勧めします

  • 人類学に関心があり、その基本と実践的なアプローチについて理解したい方

  • 他者や土地の声を丁寧に聴いてみたい方

  • 自分自身の物語る力をつけたい方

  • 個人で粘り強く思考し、運営チームや受講生とのディスカッションによってそれをさらに深めていきたい方

  • 既存のプロジェクト設計やリサーチの進め方に疑問を感じ、新たな手法を模索したい方

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