メッシュワークがアカデミアで進める「人類学者の目をインストールする」取り組みを紹介
工学・心理学など人類学以外を専攻とする方々を対象にプログラムを計画・実施することも多く、「人類学者の目をインストールする」ことを、ビジネスの分野だけでなくアカデミアの方面でも進めることができています。
その詳細について、報告させていただきます。
東京科学大学にて演劇的手法を用いたプログラムを開催
2025/02/12(水)、2025/02/19(水)の両日、東京科学大学にて「複数視点を捉えるためのワークショップ:人類学的アプローチで未来シナリオの解像度を高める」と題したプログラムを実施しました。
人類学的なアプローチを用いながら、12月に同大学にて株式会社日本総合研究所が行なった講義「未来洞察」にて作成した「ありたい未来」のイメージを具体化し、最終的に脚本を作成して演じるというワークショップを行いました。
人類学と演劇を通じて、「ありたい未来」のなかに生きる多様な個人が、その状況において何を考えどのようにふるまうのかを、学生の皆様に考えてもらいました。
人類学者の目を学生たちにインストールし、将来新たな技術や事業を開発する上でも必須のスキルとなる、具体的な他者への想像力を育成する機会を提供することができました。
日本質的心理学会にて参与観察に関するワークショップを実施
2月22月(土)、心理学を中心に広く関連領域の質的研究の促進を目指す日本質的心理学会主催のもと、参与観察を体感するためのワークショップを実施しました。
比嘉によるレクチャー・グループワーク等が行われ、参与観察の詳細や、実施における研究対象者・フィールドとの関わり方などについて、同じく質的研究に取り組む多様な学問領域の研究者の方々へ紹介しました。
他の学問領域へ「人類学者の目をインストールする」重要な機会となりました。
メッシュワークでは、リサーチなどのプロジェクト伴走や、研修の実施など、皆様からのご依頼を受け付けています。ご相談だけでも構いませんので、ぜひ下記お問合せフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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